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虫歯治療、銀歯かセラミックと
言われた場合の他の方法

保険でできる白い詰め物とかぶせ物

虫歯の治療になった場合、むし歯が歯と歯の間にある時は、保険診療であれば銀歯に、白くしたいのであれば、セラミックになると、一般的には言われがちです。(ほとんどの歯科医院ではこのように言われます)

虫歯の治療には、その歯医者さんごとの方針と、価値観がありますので、保険で白い歯はできないと言われる場合もあります。

実際には、保険のむし歯の治療には、銀歯とセラミック以外に、コンポジットレジンという詰め物と、CADCAM冠と言うかぶせ物が存在します。

ななつ星歯科では、他院で銀歯かセラミックと言われたが、保険で白くしたいという患者様の問い合わせが多く、実際に多くのケースで、コンポジットレジンやCADCAM冠で対応できています。

→自分のこの歯は、保険で白くできますか?と言う場合は、ななつ星歯科の公式LINEから、銀歯の写真を送って頂ければ、できるかできないか無料で判断します。

 

保険の白い詰め物;コンポジットレジンの適応

保険でできるコンポジットレジンの適応は、歯医者さんによって異なります。

多くの歯医者さんでは、前歯から数えて、3番目か4番目の歯までは、歯と歯の間はコンポジットレジンの適応ですが、奥歯は、コンポジットレジンではやっていない場合が多いようです。

ななつ星歯科では、基本的に前歯から奥歯、親知らずまで、すべての歯と歯の間の治療でコンポジットレジンが選択できます。

また、歯と歯の間の治療とは、全周を銀歯で覆っているもの以外で、神経がある歯の治療を言います。

また、現在歯と歯の間に銀歯が入っている場合、それをコンポジットレジンでやり替えることも可能です。

コンポジットレジンの利点欠点(銀歯とセラミックとの比較)

もっとも削らない治療法は、コンポジットレジンが最も削らず、セラミックがもっとも削ります。(意外と知られていませんがセラミックは多少多く削る必要性があります。ただその欠点を上回る利点があります)

もっとも歯ぐきに優しいのは、セラミックです。コンポジットレジンは銀歯よりは歯ぐきに対して優しいと思います。

かたさは、銀歯が一番固いです。セラミックとコンポジットレジンはもろいですが、歯とのなじみが良いので、セラミックとコンポジットレジンは優しいかみ合わせになります。コンポジットレジンは多少欠けやすいと言った欠点があります。

銀歯やセラミックは、一回壊れると、全部やり直しになりますが、コンポジットレジンは、付け加えたり修正したり、欠けたところだけ詰め直したりできます。

料金は、

コンポジットレジンは約1本あたり1500円程度(保険3割負担で)

銀歯は、約5000円程度(保険3割負担で)

セラミックは、約55000円です(歯科医院によって料金は異なる)

※CADCAMインレーが保険適用になりました。保険診療で約5000円程度(保険診療で3割負担)

※CADCAMインレーインレーとコンポジットレジンの比較はページ下にあります。

期間は、銀歯とセラミックは、型取りが必要なので、治療に2回かかりますが、コンポジットレジンは型取りが不要なので、1回で終わります。

セラミックを入れると、歯のケアをしなくてもよい、半永久的に持つと考えている方が多いですが、

そもそも歯が虫歯になりやすくて治療を行ており、セラミックと歯の境目の、歯側が虫歯になって、数年後にまたやり直さないといけないといったことも多く、どんな種類の材質にしても、歯のメンテナンス、予防が必要になってきます。

私のおススメは、

なかなか歯医者さんに通院できず、歯の予防をする気が無ければ、コンポジットレジンよりセラミックを入れたほうが、歯が悪くなるリスクは低いと思います。(コンポジットレジンはメンテナンスが悪いと劣化します)

一方で、歯のメンテナンスや予防が大切と思い、なるべく歯を削らないように虫歯を治療したいという場合は、コンポジットレジンでおこなっても良いと思います。

最も重要なことを今からお話しします。

多くの患者様は、治療の際にどんな材料を使うかとか、インプラントなどの自由診療をするかしないかを重要視しますが、

最も大切なことは、自分の歯が将来にわたって残り、いつまでもおいしく何でも不自由なく食事ができるように、歯を定期的に予防していくことです。

どんなに良い材料や製品を使用しても、

虫歯になりやすい環境が、改善されなければ、セラミックを入れてもすぐにダメになりますし、インプラントを入れてもすぐにインプラントが抜け落ちてしまうでしょう(インプラントは健康な歯の1.5倍歯周病になりやすい!歯周病の人は、歯周病が治るまで、インプラントをしてはいけない!)

なので、もっとも重要な治療は、

歯が悪くなってから、その歯を治療することではなく、

歯が悪くならないように、歯を予防することこそが、重要な治療なのです。

保険でできる白いかぶせ物;CADCAM冠

コンポジットレジンは、基本的には、歯の全周を大きく覆っているものや、神経が無い歯には、使用できません。

そして、歯の神経の治療をした後に、多くの歯医者さんでは、この歯は、かぶせ物をする必要があるので、全周を覆う銀歯か、セラミックしかなく、どちらかを選択するように言われる場合が多いです。

しかし、実は、保険でできる白いかぶせ物であるCADCAM冠が使用できる場合があります。

ちなみに、CADCAM冠を行うためには、施設基準と言って、歯科医院が国から認定される必要があり、認定されていない場合、CADCAM冠ができな歯医者さんをあります。

ななつ星歯科は、施設基準の認定を受けており、CADCAM冠を行うことができます。

CADCAM冠は、コンポジットレジンと違い、保険でできる部分とできない部分があります。この基準は全国共通です(コンポジットレジンはできる場所できない場所は、歯医者さんによって違うが、CADCAM冠はできる歯、できない歯は全国統一で決まっています)

CADCAM冠ができる歯は、

 

①前歯すべて。

(以前は、保険診療で前歯をかぶせものにすると、表面がプラスチックで、裏面が金属で、大きく笑うと裏面の金属が見えたり、年が経過し、表面のプラスチックが剥げ、金属が見えてきた!というものでしたが、保険適応の白いかぶせは、金属を使用しないので、とても自然です。)

②上下の第一小臼歯と第二小臼歯(前歯から四番目、五番目の歯)。

※笑った時に、唇の端に見える場所。前歯から四番目、五番目の歯は、歯が横揺れしやすく、歯と歯の間が虫歯になってそのまま神経の治療になってしまうケースが多く、以前はそこに銀歯をガバッとかぶせる治療でした。現在は、金属を使用しない白いかぶせ物のCADCAM冠で治療可能です。

また、かぶせ物をする前に、歯の内部に土台(ファイバーコア)と言うものを入れますが、このファイバーコアも以前は自由診療で料金が高かったでしたが、現在は保険でファイバーコアをすることが可能です。

※ファイバーコアは、かぶせ物をセラミックにする場合は、保険が適用されず、歯医者さんによっては、セラミック+ファイバーコアの料金がかかります。ななつ星歯科では、セラミックになった場合、ファイバーコア代は別で頂いておりません(セラミックの料金のみ)。

③第一大臼歯と第二大臼歯(条件あり)

令和6年6月から、第1大臼歯と第2大臼歯(前から6番目や7番目の歯)も、一部条件下でCADCAM冠が保険診療でできるようになりました。親知らず以外の奥歯を1本も抜いていない場合は、基本的には保険適応内です。奥歯のうちどこかを抜歯したことがある場合(親知らず以外)、保険適応されない場合があります。自分の歯ができるかどうかは、LINEで写真を送って頂ければ診断します。

料金は、型取りからかぶせ物まで、1本約1万円程度です。(保険適用3割負担の場合。全国統一料金)

 

※令和4年4月から、保険適用になりました、CADCAMインレー(神経のある歯、一部覆うタイプの白いかぶせ物)も当医院で扱っております。鹿児島市で保険での白い詰め物やかぶせ物をやっている歯医者さんをお探しの場合は、お問い合わせください。

CADCAMインレーについて

令和6年6月から、CADCAMインレーの適応が拡大され、前歯から4番目5番目の歯は以前からCADCAMインレーが保険適応内でしたが、大臼歯と呼ばれる前歯から6番目、7番目の歯も残っている歯によっては保険適応内となりました。

CADCAMインレーは、型取りして技工士さんがつくってくるタイプの白いかぶせ物です。これは保険適応であり、1歯につき、約5000円程度です。

保険診療内で、歯を白くしたい場合に、コンポジットレジンで行うか、CADCAMインレーで行うか選択しなければなりません。(歯によってはコンポジットレジンでしかできないところもあります)

コンポジットレジンは、削る量が少なく1回で治療が終わりますが、やや壊れやすく、治療する先生の技術に依存されます(奥歯の歯と歯のコンポジットレジンは難しいため、多くの症例を扱っている・保険診療で白いコンポジットレジをたくさんしている歯医者さんでないと、歯と歯の間のコンポジットレジンはできない場合が多い)。

CADCAMインレーは、セラミックほど固くなく、歯とのなじみはコンポジットレジンと同様ですごく噛みやすいように感じます。また、削る量はコンポジットレジンほど少なくはないですが、CADCAMインレーの方が歯と歯の間が確実に作れるので、CADCAMインレーの方が、歯ぐきに対しては良いと感じます。

まとめ

歯と歯の間が虫歯になって、治療する場合、歯と歯の間の治療は、基本的にすべてコンポジットレジンで直すことが可能です(歯医者さんによる)。

また、歯の部位によっては、歯と歯の間はCADCAMインレーでも治療できます。削らないことを重視する場合はコンポジットレジンが良いでしょう。適合の良さや硬さ、変色の程度など、歯をあまり削らないこと以外はCADCAMインレーの方が良いと私はおもっています(先生や歯科医院の価値観による。よって、先生の価値観によってどの治療法がおススメなのかの良しあしは違うが、大切なことは、患者様自身がどのような価値観を持っていて、どのようなことを重視したいのか、それを先生と相談して、いろいろな選択肢の中から、自分の価値観に合う治療法を選択することが重要です。)

PEEK冠について

親知らずの銀歯やCADAM冠が適応できない奥歯について、実はPEEK冠という材質で白くすることができます。

※これは歯が無いところを両サイドの歯で橋渡しをするブリッジという治療法ではできませんが、単独の歯のかぶせ物であれば、奥歯であれば親知らずでも白くすることができます。

PEEK冠は、白いかぶせ物であるものの。アイボリー色といって、少し不自然な白であるといった欠点があります。

しかしながら、非常に壊れにくく、銀歯と比較するとメリットしかないため、銀歯を選択するよりはPEEK冠を選択するのが良いでしょう。

保険診療で歯を白くするとき、もしCADAM冠が保険適応可能な場所であれば、CADAM冠でしたほうが良く、CADAM冠が適応できない場所であれば、PEEK冠ですれば、銀歯ではないもので治療可能です。

ブリッジについて

歯を1本抜歯した後、その歯が無いところの両サイドを歯をつかって、歯が無いところに歯を入れる方法をブリッジといいます。この場合、保険診療では歯が無いところの偽の歯、その両サイドの歯は、すべて銀歯になります。

この場合のみ、保険診療で銀歯を白くしたり、ブリッジ自体を保険診療で白いものでつくることはできません。

よって、ブリッジは基本的に保険診療外でしか白くすることはできません。

歯が無いところは1か所だけで、両サイドを銀歯にする保険診療のブリッジの料金は、

3割負担で約2万円程度かかります。

では、自由診療で歯を白くした場合どれくらい費用が掛かるのでしょうか?

これは、材質と歯科医院によって費用が違いますし、安いものはやっていない場合もあります。

当医院では、

CRブリッジ(ファイバーにて補強)・・・1万1000円(すべて込み。本数によらず。ただし1本欠損まで)

※CRブリッジはやや壊れやすいため、歯のメンテナンスに通ってもらうのが重要。こちらはこわれても足したり削ったりが比較的簡単にできるので、メンテナンスしやすい。当医院のオリジナルの治療法。

グラディアBr・・・9万9000円 ※33000円×3本

セラミックBr・・・26万4000円 ※88000円×3本    です。(税込み)

歯医者さんによっては、もっと高くなることもあります。※一般的に歯セラミックのBrしか無い医院さんもあるかとは思いますが、それは歯科医院の価値観なので、良いとか悪いとかではないです。

あとは、価値観によります。なるべく良いものを入れたい、壊れにくいものが良いなどの場合はセラミックが良いですが、銀歯じゃなければ、という場合は、CrブリッジやグラディアBrでも良いでしょう。

保険で白い詰め物、白いかぶせ物をやっている歯医者さんとやっていない歯医者さん

最後に、

奥歯のコンポジットレジンや、保険の白いかぶせ物のCADCAM冠は、やっている歯医者さんと、やっていない歯医者さんがあります。

あなたがもし今通院している歯医者さんで、奥歯をコンポジットレジンでできるときいたのでやってください!とお願いしても、その歯科医院がそもそもコンポジットレジンで奥歯の治療をしていない場合やCADCAM冠をやっていない場合もあります。

それは、その歯医者さんが悪いのではなく、その歯医者さんの方針であり、価値観であり、正解です。

ある歯医者さんでは、この歯は抜歯しないといけないと言われたが、ここでは、抜歯せずに温存しましょうというケースや、

他の歯医者さんでは、虫歯が10本あると言われたけど、他の歯科では、それくらいの虫歯は削らず、予防しましょうと言われる、なんてことは、珍しいことではありません。

虫歯の基準も、抜歯の基準も、詰め物の基準も、歯医者さんによって違うのです。

重要なことは、自分にその歯医者さんの方針が合うか合わないかです。

抜歯して欲しいと思うのであれば、抜歯をする歯医者さんに行くのが正解で、

抜歯したくないと思えば、予防の歯医者さんに行くのが正解です。

しっかりとホームページ等を確認し、

その歯医者さんがどのような理念で、どのような方針で、

歯について考えているのか、正しく見極めるのが重要です。

そして、自分に合う歯医者さんを見つけ、

自分の歯を、ずっと守ってくれるかかりつけの歯医者さんとして、

その歯医者さんとの信頼関係を築いてください。

歯は、1度削ってしまうと、1度無くなってしまうと、二度と戻ってきません。

歯を予防し、

歯をなるべく削らず、

今ある歯を、抜かずに長く保つ。

そうすれば、将来自分の歯で、美味しく食事できる。

そんな未来が待っているのではないかと思います。

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