鹿児島中央駅近くの歯医者さん
皆さま、こんにちは!ななつ星歯科の院長、渡辺 航太(わたなべ こうた)と申します。
どうして歯は悪くなり、失われてしまうのでしょうか?この原因は「歯医者が気軽に通える場所でなかったこと」だと私は思っています。歯医者がもっと気軽に通える場所だったら、早期発見・早期治療ができ、虫歯や歯周病が予防できたかもしれません。
当院では、虫歯や歯周病で歯を失ってしまう方をこれからひとりも出したくないとの思いで、治療に取り組みます。お気軽に通っていただけるような環境作りはもちろん、虫歯や歯周病をなくしていけるようにするため、早期発見・早期治療を心がけ、予防歯科や歯周病治療に力を入れていきます。
私が考える歯科治療とは、お口の健康から健康寿命を延ばすことです。そのために、今できるよりよい治療を、患者さまに納得いただいた上で、誠心誠意、心を込めて提供します。そして、私自身が歯科医師として常にスキルアップに努め、最新の歯科医療を学ぶことは当然の使命であると考えています。
歯を失わずに100歳になっても自分の歯でバリバリ何でも食べられる、そのような方がひとりでも増えてほしい…それが当院の思いです。
お口のお悩みがございましたら、何でもお気軽にご相談ください!
学会
歯科医師会
患者さまの健康に貢献できる仕事をしたかったから
私は、4人家族の長男として宮崎県串間市で生まれました。小さい頃はなかなか哺乳瓶が手放せず、「哺乳瓶で牛乳!」が口癖となっていました。保育園の頃から人見知りで、とにかく保育園が嫌いで園を何度も脱走して叱られたことを覚えています。
父親は休みの日には必ずどこかへ連れていってくれました。とくに自然が大好きで霧島の登山やキャンプは数え切れないほど行きました。
小学生になると、少しずつ将来のことを考え始めました。その頃の夢は研究者。とくにガンなど、病気の研究がしたい!という思いで両親に相談しました。
「病気ってどうしてなるの?」「なぜガンは治らないの?」幼いながらも好奇心が一杯の私は、いつしかお医者さんになって病気を治したい!と思うようになりました。
中学校・高校は受験をして、鹿児島市の学校に行きました。野球が大好きだった私は、野球部に入ろう!と決めていました。しかし、中学校1年生で70キロあった私を柔道部の先輩方は放っておくわけもなく、半ば強制的に柔道部に入部させられてしまいました。
3年生になると、気が付けば副キャプテンとなってチームを引っ張る役目となっていました。一度決めたらやり通したい!部活で日々投げられる毎日を過ごしました。この経験が私の精神力を大きく鍛えてくれたのかもしれません。
また、中学・高校の6年間は、寮生活でした。集団で行動することで、他人の苦しみをともに感じ、相手のことを思いやりながら生活することが習慣づけられました。
勉強することはどちらかというと好きな方でした。同じく寮生活する仲間には絶対に負けたくない!その負けず嫌いな精神が、勉強する意欲へとつながりました。
そして高校3年生。医学部合格を目指し、日々、懸命に勉強しました。しかし結果は…不合格。認めたくない現実が目の前に大きく立ちはだかりました。
そんなとき、母親から「病気は口の中にだってできる、口の中の病気を治してそのことが全身の健康につながるのなら、それもあなたのやりたいことに変わりない」といわれ、歯医者になることを決心。結果、鹿児島大学歯学部に合格することができました。
大学に入ると、歯科に関する授業だけでなく、全身の医科に関する授業もありました。もともと全身の病気に興味があったため、その勉強はとにかく楽しく、がむしゃらに勉強しました。
歯医者はお口の中を診るだけではダメだ、全身の病気やその人の思いまで読み取らなければその治療は必ず失敗する。そのようにおっしゃったのは口腔外科の先生でした。口腔外科を学びたい!大学を卒業後、私は大学の口腔外科に入局し、口腔外科を学びました。
口腔外科を学んだあと、この知識を活かしもっと多くの人の健康に役立ちたい!との思いで中央駅付近の大きな歯科医院の門を叩きました。この医院での経験は私をより大きく成長させてくれました。
入れ歯や歯周病、虫歯など基本的なことから、インプラント、矯正といった高度な技術までとことん納得いくまで教えてくださいました。1日100人を超える患者さまが来院される場所での修行は、数多くの技術と経験を得ました。
その後、その医院の分院に分院長として勤務させていただきました。ひとつの医院を任されるという不安もありましたが、来院してくださる患者さまを幸福にしたい、その思いでがむしゃらに働きました。
あるとき、東京で開業されている、定期管理型の予防歯科を行っている先生に出会いました。その先生は、患者さまを絶対に虫歯にさせない、絶対に歯周病にさせない、その理念にもとづいて診療を行っている先生でした。1日100人程度患者さまが来院されますが、来院される患者さまの90%は虫歯や歯周病のない健康な患者さまのメインテナンスです。
歯科医院というのは、痛くなったら治療するところ、虫歯になったら早期に発見して治療するところという意識だった私には目からウロコでした。そもそも虫歯にならない、歯周病にならない環境に患者さまのお口の中を誘導してあげることが、もっとも大切なことだったのです。そして、治療後、徹底的に管理していくことで、虫歯ゼロ、歯周病ゼロは不可能ではないということです。
基本的に日本では歯科医院とは「歯が悪くなったときに治療をするために行くところ」という概念が根強く残っており、歯に異常がなくても定期的にメインテナンスに通う人は日本全体で2%〜5%しかおらず「虫歯は保険で安く治療できるから大丈夫」、「時間がないから、歯医者なんていつも後回し」と考えている95%の人たちは、虫歯になるたびに治療を繰り返す、負のスパイラルに入り込んでしまい、最終的には歯を失ってしまいます。
ところが、世界には日本と正反対の概念で、子供からご高齢の方まで歯医者は「歯を治療しなくて済むように定期的に行くところ」という意識が定着し、90%以上の国民が定期的に歯科検診・クリーニングを喜んで受けている国々があります。21世紀の資本は機械やお金ではなく、「人間そのもの」だと考えている北欧諸国のフィンランドやスウェーデンでは教育や福祉に力を入れていますが、それと平行して「予防歯科」という意識を国全体に定着させ、「予防歯科」がスタートした1975年当時、平均6.9本あったフィンランド国民の虫歯は、現在1本以下になっているとのことです。
しかし北欧諸国でも、かつては日本のように歯医者といえば「削る・詰める・抜く」を繰り返し、歯が悪くなったら治すといった「治療」をすることが当たり前だったようですが、「人間そのものが国の財産だ」という意識をもち、人生の質(Quality of life)を上げることが国を強くする一番の要因だと考えた北欧の人々は、身体全体の健康に大きな影響を与える歯を悪くなる前に予防することに力を入れ、数十年前までは共産圏の貧しい国のひとつでしかなかった国を、国民ひとりあたりの生産性でドイツやフランスなどの先進国を追い越すまでに成長させてきたのです。
統計では自分の歯で「噛める」ことで、寝たきりや認知症が減るというデータもあります。日本の平均寿命が世界的に長いことはよく知られていますが、実は、健康寿命(心身ともに自立し、健康的に生活できる期間)はそれほど長くないといわれています。つまり、日本人が人生最後の10年をベッドに寝たきりで過ごすのに対して、歯のメインテナンスをしっかり行っている北欧諸国の人たちの健康寿命は、日本人よりも10年ほど長いともいわれます。
天然の歯は髪や爪と違って、一度削ったり、抜いたりしてしまえば、二度と元には戻らず、仮にインプラントなどの人工的な処置をしても、歯はしっかりと全部そろってひとつの身体の器官として成り立ち、脳を含む身体全体のさまざまな器官と密接につながっているため、きちんとした手入れをしていく必要があります。
どんなに身体が強く、病気にならない人でも歯を普通に磨いているだけで、口の中の健康が保たれることはまずありえません。私は、日本人はもっと自分の歯や身体に対しての意識を高めていく必要があるのではないか、と考えました。その意識を患者さまにもっていただくために、私は何ができるだろうか、そう思ったとき、私が患者さまに対ししなければならないことが、はっきりしました。
予防こそが最大の治療。それを患者さまにお伝えし、健康寿命を1年でも長くしてほしい。そして日本人の健康寿命を世界一にしたい。その思いで、開業する決心をしました。
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午前 | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | 〇 | ○ | △ | × |
午前:10:00~14:00
午後:16:00~20:00
△:土曜日は10:00~17:00
休診日:日曜・祝日
※令和2年4月より木曜日も診療